つわり
薬を使わず、体内の子供さんにも優しい刺さない鍼を用いるだけでお母さんの体内環境も改善します。
こんな症状でお悩みの方、お越しください。
つわりで出勤できない・・・ | |
何を食べても飲んでも戻してしまう・・・ |
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妊娠中期になってもつわりが治まらない |
つわりとは
妊娠初期に起こる吐き気や嘔吐、頭痛、眠気、倦怠感、食欲不振といった諸症状のことをつわり(悪阻)といいます。これらの症状はすべて出る人もいますが、一部しか出ない人もいたりと個人差が大きいです。通常は胎盤が完成する妊娠3,4カ月程度で自然に症状が消失し治癒します。
つわりはなぜ起こるの?
原因は、はっきりとは分かっていません。妊娠によりホルモンのバランスが変化したことによる体質変化や、妊婦の体が胎児を異物と認識してしまうことによるアレルギー反応であるなど、色々な説があります。
東洋医学ではどう考えるの?
つわりは妊娠初期に多い症状です。子供の身体を形作るために母親の血が使われる為、母体は肝血(肝にストックされている血)不足になりやすい状態になっています。
その為に肝を養うとされている酸っぱい食べ物が食べた くなるのです。肝血不足の時は相対的に気が昇りやすくなっており、上半身の症状例えば耳鳴り・肩凝り・目の疲れ・花粉症の人は症状悪化などがおこります。この上昇した気が胃の入り口あたりで停滞するために、飲食物が入らない、入っても気のベクトルが上向きな為、戻してしまうといった、いわゆるつわりの症状を引き起こすのです。
元々気が滞っている人や感情の起伏が激しい人は、症状がきつくなりがちです。この様な場合は、精神的な安定が大事です。食べ物は熱をこもらせる肉など栄養がありすぎるものは避け、豆類・海草などミネラル分が多い質素なものを食べることをお薦めします。この時体はとても敏感になっていますので、きつい刺激は不適です。ですから治療では刺さない鍼、打鍼を用います。先が丸く人の指の様な鍼で腹部表面に心地よい音の振動を与えます。それによって気の上昇を収め、且つ、気と血のバランスをとっていくのです。
一般的な吐き気は血の生理的な不足はなく、むしろ胃・胸郭部に停滞した熱が原因であることがほとんどで、治療はその熱を清(さ)ますことが中心となりま す。よって治療法はつわりの場合と大きく異なります。
血虚ではないのにつわりが起こる場合は、言いたい事が言えない、ストレスが発散できていないなど胸がつまっている状態が考えられ、症状はきつくなりがちです。
つわりの治療にかかる日数は、患者さんの体質により大きく変わってきます。例えば元々生理の後に体がしんどくなる、目の疲れや筋肉疲労が著しい、こむら返りが起き易い、耳たぶの裏が白い、瞼の裏が白いといった血の不足(血虚)の症状のある方は、まず血を補う治療が必要となりますので治療には日数を要します し、血虚の度合いによってその日数には大きく差がでます。
どうやって治療するの?
当院は、鍼灸専門治療院です。その他の手技や整体・マッサージなどは行わず鍼と灸だけで治療して行きます。
鍼って痛いんですよね・・・怖いです・・・
鍼は一般の鍼灸院で用いる鍼管を全く用いないのでチクリともせず、患部に非常にソフトに刺入することを可能にしました。これにより、3〜5歳くらいの痛みに敏感なお子様でも安心して鍼を受けることができます。
鍼管を使うと、「チクチクして不快な感じがする」と鍼の苦手な方は敬遠されることが多く、また、鍼と皮膚の接触の微妙ななじませ合いが出来ずに治療もうまくいかない最大の原因が生じるので当院では開業時から使用していません。
なお、当院ではすべてディスポーザブル(使い捨て)の鍼を使用しています。
たくさん鍼を打たれるんじゃないかと不安です・・・
一般の鍼灸院では、確かにやたらと鍼をうちますね。全身療法だと言って身体全身に打つことを良かれとしていますが、
当院では全く異なる考えで治療をしていますので、鍼は基本1か所です。多くて2か所。急性の病や熱発していて身体が元気な場合には、その場合だけ5〜6か所に治療する場合もあります。
お灸は熱そうだし痕になりそうで・・・
灸は、一般の治療院では灸点紙というものや、温灸を使って治療するところが多いのですが、治療効果はやはり直接施灸する場合にかなり劣ります。
それでも良ければ、温灸による施灸も選択肢としてありますが、ご自分で施灸する場合にはお勧めしますが、当院での治療は基本的に直接灸です。
ただし、米粒の半分の大きさでチクっとするくらいの刺激です。一瞬で終わりますので安心です。痕がやや残ることはありますのですが、ほとんど足か腰部の目立たないところなのです。
温灸か直接灸かは相談の上となります。
治療費(消費税別)
初診時には初診料4,000円が別途かかります。
高校生以上 6,000円
乳幼児 3,000円