急性腰痛(背中から腰のはり)の症例

初診日 平成25年2月23日
患者

男性 33歳 178cm 70kg

未婚 会社勤務(人事、労務)

主訴

急性腰痛(背中から腰のはり)

病歴

19年前に右手薬指の骨折をする。

13年前に腰痛になる。

11年前から就職して事務の仕事に就く。冬場になると腰痛が出てくる。

3日前から腰の違和感を感じる。

昨日に激痛が出てきて。寝返りもしんどくなる。後ろに反らすのがしんどい。

診断

事務仕事で首や肩が緊張しやすい状態になっていて、運動不足も重なり腰部の経絡の気が滞っているところへ、寒い時期で急に冷えてきて腰部の滞りがきつくなってしまって腰痛が発症した。

治療

1回の治療で1〜2個の少数穴(神門、百会、後ケイなど)を適宜選び刺針する。

経過

初診2月23日 腰痛。うしろに反らすと強く痛む。

2診目2月27日 腰痛は10→5になる(初診時を10とした場合)。背中から腰にかけてのはり感が強く出る。

3診目3月5日 腰痛は10→3,4になる。ずっと座っていると右のお尻のあたりが痛くなる。

6診目3月28日 腰痛は10→1になる。夕方に座っていると背中が張ってくる。

8診目4月21日 右首から肩にかけて張りがある。腰痛はほとんどなくなる。

13診目7月14日 お酒を飲みすぎて背中に痛みがでる。

14診目7月21日 背中の痛みがなくなる。    

現在の状態

腰痛および背部痛は、ほとんど起きていない。仕事の溜まってくると痛みが出ていたのがかなり楽になっている。重い感じが時々あるので1か月に一回はメンテナンスに来られている。

院長からのコメント

冬になると、腰痛が発症してくるのは明らかに腰部の気が停滞しているからです。はっきりと自覚している方は、腰部を伸ばすようにするとかなり楽になってきます。このストレッチをしても効果がない場合には、当院にお越しください。すぐに楽になると思います。