歩くときには呼吸も大事です。
呼吸が整い、少しの無理もなく自然体でできたとき、気の巡りが一番よい状態となるのです。
呼吸は奥が深く、息を吐く、吸うそしてまた吐くという単純な繰り返しになりますが、
吐く〜吸うの間に息が途切れると気の巡りが止まってしまいます。
皆さんが日常でやっている呼吸にはこの途切れた瞬間があるので、気の巡りが悪くなる瞬間が存在するのです。
これを呼吸法として訓練することにより、吐く〜吸うの間に気の巡りが途切れない呼吸となるのです。
気の巡りが良くなる呼吸法を体感してもらい、外で歩いてもらいました。
講習前の写真
講習後の写真
講習後の方が、目線が上を向いて遠くを意識しています。
呼吸も遠くを意識して息をすることにより、周りとの一体感が生まれるのです。
参加者の感想です。
「一番の歩くときのポイントは呼吸だと思いました。
今回は呼吸法を一時間くらいしましたけど、やってみて楽でした。
今まで力が入っていたのですが、それが自然体で出来るような感じでした。
歩いているとまた違う感じがしていたので、そこでもう一回自然体にもどるようにしました。
呼吸を遠くにすることにより、周りとの一体感を味わうことが出来ました。
呼吸が途切れずにその後また吸うことができるようになりました。
心の状態が変わると、呼吸の状態が変わるということがわかりました。
ありがとうございました。」