院長あいさつ

中島健慈(Kenji  nakajima) 


自己紹介: 

生年月日:1964年7月14日
出身地: 大分県日田市
好きなもの :患者さんの喜ぶ顔

新しいものがけっこう好き 


好きなこと :何かにチャレンジすること

好きな言葉:

①今置かれている立場で何ができるか?
②時間が長く感じるのは新しい発見が少ないから
まだまだ人生を長くするには日々刺激ある人生を!

趣味 : 読書・スキー・水泳・合気道

動物占い : チーター 瞬発力あるが息切れする
(息を長くしていきたい自分にとっての反面教師の
部分と捉えています)

経歴

全盲の鍼灸師の父の元、弱かった体は徐々に元気になる。

中学・高校時代は軟式テニス部。高校まで大分で過ごす。

1983年明治鍼灸大学入学 在学中はハンドボール部
卒業論文は 舌診研究(友人とペアを組み一定期間の舌の

状態を記録し因果関係を研究するというもの)

1987年 卒業後 カイロプラクティック・キネシオ

ロジー・操体法・中国針・良導絡・経絡治療・推拿などを学ぶ。

整骨院・病院勤務・中国鍼灸院勤務を経るが信頼できる

医学に出会えず、模索していた時に臨床実践に裏付けられた理論的な治療に出会う。

1998年鍼灸学術団体入会
腰痛の症例発表(機関紙掲載)

2002年講師候補を経て講師となる。

2002年やわらぎ江坂治療院開院

第37回伝統鍼灸学会 運営に携わる。

治療の信念は、患者さんの心を少しでも理解すること。

治療者は治すのではなく、患者さん自身が治すのを助けることに徹する。ゆえに、養生指導に力を入れる。


治療の整体観・病理観は、中医学理論を根底とし、日本伝統鍼灸の古流派の鍼灸技術を取り入れているがただ行うのではなく、臨床実践をもとに取捨選択し理論を構築している。

脈診など一つの診断法で証や治療穴を決めるのではなく多面的に観察をする方法は、思い込みによる誤診を防ぐなど臨床を行う上で非常に安心できる診断法を実践している。

鍼灸治療にかける思い

はじめまして、院長の中島です。

私が重篤な疾患の治療を開始するきっかけになったのは15年くらい前にある重篤な内臓由来の病気の患者さん治療がきっかけでした。

その方は、いろんな病院をたらいまわしにされていました。

病名は潰瘍性大腸炎といいます。

ペンタサというステロイドホルモンを用いて炎症を抑えていましたが、 全く治まらず、排便の度に痛みと共に粘液を排泄し、 仕事にも差し支え苦しんでいました。

ダンスの先生という激しい運動をする仕事がら、痛みを伴うことよりもこのまま病気を抱えていて将来もっと大きな病気になったらどうしようといつも不安に思われていました。

ある時、知り合いにすごく上手な整体の先生がいるのでと紹介され、 患者さんは持病のことを隠して通われていたそうです。

確かにそこで施術を受けて、 腰痛や肩こりなどはすごく楽になりました。 しかし、本当に悩んでいた病気のことはとうとう治らずじまいでした。

なぜかと言うと、単純です、話せなかったから。

女性の患者さんの心理として言いにくいというのが 本当のところでした。信頼関係がそこまでなかったのです。  

しばらく経ったある日、仕事のストレスがきつかった日に粘性の便と共に大量の下血がおき、身体の疲労感がきつくなってきました。

もう言いにくいというような状況ではありません。

病院からは手術を勧められます。 だけど、公演があり、絶対に手術はしたくないとのことです。

そこで友人の紹介で私が診ることになり、最初はやはり腰痛と肩こりを主訴として話を伺っていました。

当初こちらでもおっしゃらなかったのです。

でも私は、初診時にしっかりと脈診をした際におかしいと思い、 「何かまだお病気をお持ちですか?」と尋ねたところ、この病名をお聞きしました。

そしてこう言ったのです。

「あなたは治らないと思っているかもしれない、だけれど十分良くなる可能性はあるよ、私に3ヶ月ください。」

それを聞いて彼女は決意し、治療を開始しました。

週に2回、ほとんど休まずに鍼灸治療を続け、そして見事2ヶ月半ほどでペンタサを用いずに下血や疲労感などの症状が止まったのです。

もちろん他の症状もほとんど良くなっています。 15年たった今でも時々元気なお姿でお会いします。

私は、この時に肩こり・腰痛だけでなく、鍼灸の可能性は命に関わる病を治せるんだということを確信しました。

肩こりや胃痛、背部痛などをしっかりと良くすることで、こういう重篤な死に関わる病気も防ぐことができるのです

軽い症状のうちにきっちり治しておくことが一番大事です。

あなたを全力で治療します。

 あなたの決断をお待ちしています。

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