2020/12/01

12月6日空間手技療法プロ養成講座説明会の案内➓五行論について


   

一般の方にも馴染みの深い言葉がこの五行という
言葉ではないでしょうか?

五行は木火土金水という性質に集約されて
調和が取れているということを
指し示しています。

時間の流れでは春夏梅雨秋冬
農業では 生長化収蔵 
味では 酸苦甘辛カン(塩辛いという漢字)
そして内臓では 肝心脾肺腎 胆小腸胃大腸膀胱

五行を学んだことがある方なら聞いたことがある
でしょうが、相生という隣り合うモノが助け合う
という力と、相克という制約し合う力が働きます。

これは、前回お話しした陰陽論の対立・消長・互根・転化
から派生して出来た考えです。

肝臓の中にも陰陽があり、作用によって肝気と肝陰とに
区別されます。肝臓は非常に強い臓器なので、
他の臓器から守ることが出来ます、
その強さのため、一番負担を負う臓器なのです。

肝臓の最初に起こる異常は、肝気と肝陰のバランスの異常
から起こります。
症状としては、肩こり・腰痛・不眠・めまい・頭痛・耳鳴りなど
身体の反応には脈・舌・お腹と背中と手足のツボの反応も
肝臓の肝気と肝陰の特有の反応が現れてきます。

このように五行論単独では応用が出来ないので、陰陽論や
体表観察と一緒に学ぶことが大事になってきます。

自信を持てる治療をしていきたいと思う方は、
ぜひ一緒に学んでいきましょう。

(次回につづく)

一生涯を貫くお仕事として治療家になる方向けの空間手技療法プロ養成講座の説明会を
下記日程にて行います。東洋医学の歴史、陰陽論、五行論、また診断学である舌診や脈診などなど
これら治療者として学んでおくべき基礎が学べます。

これらの前提の上に応用として様々な疾患が治す方法を学ぶことが出来るのでぜひ、
柔整師や鍼灸師の養成学校に行かれている方、
また卒業後自分の進路を迷われている方は、一度説明会にお越しください。

2021年4月開講 2020年12/6(日)13時から
やわらぎ江坂治療院にて開催。


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