今回は「手足の痛み」についてです。
手足の冷えてくるこの時期、手足が痛む方が多くなります。
これは陽気が、寒さのために内臓の方にこもっていたのが、経絡上の手足に浮き出てきた状態です。
なので、温かくなりきれば自然と治っていくものです。
毎年春や秋の季節の変わり目になると、手足が痛むという方がいます。
そういう方は、身体の横を巡っている胆経という経絡が滞っていることが多いのです。
胆経は胆のうの経絡で、胆のうは肝臓と密接な関係があります。
胆のうは消化液である肝臓から作られる胆汁を貯蔵している働きがあります。
肝臓が熱をもって過剰に働き過ぎると、胆汁の生産も過剰になり、胆のうが胆汁でいっぱいになります。
胆経もそれに合わせて滞りやすくなります。
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