便秘と便秘薬の使用が死亡リスクや心臓血管病リスクと関連
便秘は日常診療において最も頻繁にみられる症状のひとつであり、腸内細菌叢の変化によりアテローム性動脈硬化症の発症が引き起こされると考えられている。
しかしながら、心臓血管イベントの発症との関連についてはほとんど知られていない。
本研究では、便秘および便秘薬の使用と心臓血管イベントの発症との関連について検討した。
2004年10月1日~2006年9月30日に、推米国の退役軍人3,359,653例が対象となった。
2013年まで追跡した結果、237,855例(7.1%)が便秘と同定された。