運動により年間390万人の早期死亡を防ぐことができた
不健康な生活により疾病や死亡が増すことがしばしば報告されるが、運動によりどれほどのよい影響があったのかについてはあまり知られていない。
本研究では、世界中で運動により防止できた早期死亡者数を推定した。
2001~2016年に報告された世界168カ国のデータから、WHOの推奨する運動量と全死亡の相対リスクのデータを合わせて検討した。
その結果、運動により年間の早期死亡が中央値で15.0%防ぐことができたことが示され、これは390万人の死亡が回避できたことに相当する。
地域別では、アフリカで最も高い割合で死亡が防止でき(16.6%)、アメリカが最も低かった(13.1%)。
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