2015/12/08

12/6 気を出す生き方健康講座の開催報告

2015年12月6日(日)

あまり寒さもきつくない中、「風邪インフルエンザと肩コリ対策」というテーマで
気を出す生き方講座を開催しました。

今回は、4名の方の参加です。

風邪というのは、身体の抵抗力の衰えから来ることは良く知られていますが、
東洋医学的な人の体質や寒熱や気の巡りという概念は、まだまだ一般的ではありません。


抵抗力の衰えという概念も、実は寒熱という体質を考えないと真逆の養生法を
やってしまうことも多々あるのです。冷やさないといけない時に温めたり、
熱すべき時に冷やしたりということです。

例えば喉が痛い時に、冷やすと楽になるのか、温めて楽になるのかは、とても重要です。単純に温めて楽になる方が、寒証。冷やして楽になるのは熱証となるのが一般的な考え方ですが、実際にはそんな簡単ではありません。

ストレスは必ず熱を生みます。人によって大小はありますがストレスからの気の停滞が熱を生むのです。このストレス社会において、完全な寒証というのはありえないのです。

なので、治療には工夫が必要です。風邪で冷えて温めて気持ちがいい場合には、
熱証の上に寒証が覆いかぶさっていることがほとんどなので、温める時間が問題です。継続して何日も温め続けると悪化してしまうことは多々あります。

講座では、気のストレッチで身体の気を巡らす方法を学んだ後、風邪とインフルエンザの違いは実は・・・こういうことなんです、といった話や
それぞれに対しての効果的な食材を紹介、風邪の際に現れてくるツボや対処法、経絡に沿って紹介。


また、慢性的に風邪を引きやすい方の傾向性としてありがちな運動の仕方、事務仕事の体勢や歩く姿勢などもお伝えして、その後気の巡りを良くする座り方・立ち方・歩き方の実習に入りました。

今回は、時間を急ぐ方が2名おられたので、歩き方の実習は2名で近所の駐車場でお稽古しました。動いているうちにどんどん軽くなっていくこの歩き方は、まさに健康法の王道だと思います。


短い時間でしたが、皆さん笑顔になれていました。

次週13日は10時から12時まで歩き方講座をします。河川敷を歩きますので気持ち良いですよ。
来年一月は10日に気を出す生き方講座、17日に歩き方講座をいたします。それぞれ時間帯は同じです。

アンケート結果