2013/09/24

両極端のリストを作ると見えてくること

良い提案があります。

先日、患者さんへ話したことです。

「一つアイデアを提示しますね。

二つのリストを作ってください。

一つ目は、嫌いなことのリストを作ってください。

こんなことは嫌だということを、

大嫌いな順から順番をつけて書いてください。

そして二つ目のリストは、好きなことのリストです。

こちらも順番をつけてください。

そして、この二つを眺めていきます。

そうすると、あなたの求める世界が見えてきませんか?

あなたが作るべき必要なルールが
見えてきませんか?

あなたの具体的な夢を描くためには、
まず自分が望んでいることと、
望んでいないことを、

見つけることから、始めましょう。」

私は、何もやる気が起きない、

自分自身の人生の目標が分からないという人に

こういう話をしました。

なぜかというと、人間は、目的を決める際には

まず、自分が「やりたくないこと」、
「嫌なこと」をリストアップした方が良いのです。

人間は、やりたくないことや、嫌だと思うことなど、
拒否・拒絶に対する感情のほうが強いのです。

・・・したい、と思うより、
・・・したくない、
と思うことのほうが、
より強く思うはずです。

やりたくないことの裏に隠されている、
やりたいことを見つけるためにも、
まず「やりたくないこと・嫌なこと」を、
リストアップすることを、おすすめします。

この時、やりたくないこと・嫌なことを、
しっかりと紙に書いて、
リストアップすることが大事です。

やりたくないことは何でも、
自由に書いていきましょう。

思いついたままに、書きつらねていきます。

次に、やりたいことのリストです。
やりたくないことのリストと同様に、
思いつくままに、書いていきましょう。

この二つのリストを見て、
私は自分の夢を明確にし、
行動に移しました。

私は以前は、自分だけが何とか生活をしていける

だけの収入があればいいと思っていました。

それが、このリストを作って、

本当に自分自身がやるべきことに集中して

いろんな方に協力してもらうことを

自分自身に許したのです。

それからは、より良いスタッフの方に恵まれ、

より多くの患者さんとの出会いがあり、

私自身のいろんなことにストレスを抱え込まなくて

済むようになり、

とても有意義で前向きな目標に向かっているという

実感があるようになりました。

あなたも試しに一度やってみませんか?

それが、なりたい自分になる、第一歩となりますように。