2017/06/02

氣の世界 病気を作る心

 氣はエネルギーです。エネルギーは目には見えませんが、存在しているのですね。軽いエネルギーを陽のエネルギー陽氣と呼び、重たいエネルギーを陰のエネルギー陰氣と呼ぶのですが、驚くことに心の働き(陽氣)で器質的な変化(陰氣)を起こすこともあるのです。

 思いの力で、病気を作ってしまうことも多々あります。例えば、学校へ行きたくない時、会社へ行きたくない時、その環境が自分にとって居心地が良いものでない時に、でも自分の両親や夫婦・子供さんの手前、どうしても行かなければならない・・・

そういう時に病気になります。心は身体の状態を変えてしまいます。

ある子供の場合には、頭痛や吐き気を起こし、発熱まで起こす場合もあります。それも決まって朝方、そして、ご両親が具合が悪いのを見届けて学校へ休みますと連絡すると、それまで具合が悪い状態が治ってしまう子もいます。

仮病かと思うでしょうが、発熱は38度、頭痛も吐き気も本当に苦しそうにします。

仮病ではないのです。

特徴的なのは、明るく振舞う、誰とでも仲良くやっているように見えるのです。

思う力のことを念といいますが、この念が強烈に強い人なのでしょう。

外に向かうと物事を成し遂げる力が強く、素晴らしい力となるものですが、このように内(身体)に向かうと病気を作ってしまいます。

人によっては、継続していくと白血病や全身性エリテマトーデスと言った血液の病気になることもあります。

こうなってはいけないというブレーキの思いを持ち続けることを、強烈に思い続けることで病気になるなら、一度ブレーキを解放してみてあげてはどうでしょう。

もとはと言えば、受験勉強を自分自身の夢のためと思ってやっていればこういう病気を作りません。

自分自身の身の丈に合わない、背伸びして通ってしまった学校だったので苦しくなってしまったので病気を作ってまでして自分を守ろうとしたのです。

自分にうそをつくことをやめて、本心からご両親と話し気持ちをきちんと伝える事!これが一番の解決法ですね。