2022/05/24

心臓疾患最新情報



炎症を促進する食物により心臓血管病のリスク上昇

 

炎症は心臓血管病の発症に重要な役割をもつ。

 

食事内容によって炎症は促進されたり抑制されたりするが、炎症促進性の高い食事(精製穀物や加工肉など)と長期的な心臓血管病リスクが関連するのかは不明である。

 

本研究では、炎症を促進する食物の摂取と心臓血管病リスクの上昇との関連について検討した。

 

看護師を対象とした研究に参加した女性74,578例と医療者を対象とした研究に参加した男性 43,911 例を本研究の対象とした。

 

食事内容については4年ごとに質問票により調査した。

 

食物の炎症促進性については炎症性バイオマーカーに基づいたスコア(EDIP)で評価した。

 

5,291,518 人年の追跡期間中に 15,837 例の心臓血管病が発症し、うち冠動脈性心疾患が9,794例、脳卒中が6,174例発症した。



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