先日乳がんと診断されました。

Q:

先日乳がんと診断され、来月手術をする予定です。
部分切除なので、放射線を勧められていて、仕方なくしておこうかと思っていますが、胸が硬くなってしまったりするらしく、違和感があります。

しこりの大きさは、2㎝以上4㎝以内です。
他の場所への転移は今のところ大丈夫ですが、手術の時に、乳腺と一番近い3つのリンパは検査の意味でも取ると言われました。

元々アレルギー体質で、皮膚アレルギー性血管炎が20年前からあります。

5年前からの、歯の治療や詰め物、体質、生活改善の結果、9割近くは良くなりましたが、毎年、年に1度は症状が出ます。

同じく5年前、細胞検査で子宮ケイガンと診断されましたが、植物療法で完治しています。毎回の検診も続けています。

そんな中、先日乳がんと診断されました。

今回も植物療法を始めましたが、しこりの大きさがまあまああるので、手術に踏み切る予定です。

手術迄に少しでもしこりを小さくしたい気持ちもあり、植物療法と食事も気をつけています。

このような状態ですが、どのような治療がお勧めか教えて頂く事は出来ますでしょうか?

14年前に副鼻腔炎をこじらせて、喉に痰がくっついている違和感が14年間続いています。

先ほどの件と合わせてアドバイス頂けたらありがたいです。
どうぞ宜しくお願いします。

どうぞ宜しくお願いします。

A:

小さくする方法はありますが体質を知る必要がありますので、そこからお尋ねしたいと思います。

癌の形成要素には、必ず熱の要素があります。そしてその熱の大きな原因はストレスをため込むことです。ストレス自体は体にとってなくてはならないもので、刺激を受けて成長させるものです。

ですがストレスをため込みエネルギーが停滞して熱を生み、蓄積すると他の要素と結びついて病気を起こしやすくなります。

そして、もう一つ大きなものにオ血があります。オ血は血管外に停滞した血です。

他に湿熱と気滞という要素があります。後ほど文中で説明しますが、今までの症状についてお聞きしながら説明しますね。

まず、アレルギー性血管炎ですが、場所は大腿部から下腿部でしょうか?

時々出るのでしたらその場所を知りたいと思います。

アレルギー性血管炎になられる方は多くは、湿熱と東洋医学でいう油濃いものなどの過食によるものが原因と言われています。または普通の食事を摂っていながら熱が非常にきつい場合です。

そして子宮頸癌ですが、体癌になられる方の場合は、血によるものが多いのですが、頸癌の場合は、気滞の方が多いといわれています。気滞というのは、気というエネルギーの滞りです。熱の状態になるとのぼせるのですが、気滞の状態は生理的な内臓活動の停滞や様々な場所での痛みとして表れてきます。

乳癌ですが、上半身特に胸部に停滞している熱と湿熱が原因で起こることが多く、これも乳中から見て内側か外側かで経絡が異なるので

処置するツボに違いがあります。どちらでしょうか?

参考までに他の乳癌の方の症例をあげますと、気滞と熱が中心の方ですと背中のツボに非常に痛みとして出てきます。そのツボに鍼治療をすることでかなり痛みを減らす事が出来ました。

メール相談(2回目)

Q:

食生活については、昔からよく食べる方で、お肉も好きでしたが、そんなに暴食してる感じでもなく、だた、結構適当に済ませてしまうことは多いです。

子宮頸癌についてですが、生理痛などはなった経験はほぼないです。
検査で、ウイルスに感染してると言われました。
でも、植物療法で精油をつけたタンポンを続けて頸がんはなくなり、ウイルスも退治できてると思っています。

乳がんの場所ですが、左胸の上で乳頭のからも離れているけど内側か外側かわからないですが、真上にあります。今のところ、痛みはないです。

ただ、手術をするまでにできるだけ小さくして、放射線に耐えれる免疫力も必要かなと思っています。

他に、不快な症状として14年間、上咽頭炎もあります。副鼻腔炎をきっかけになりました。扁桃炎で膿が溜まっていたので、8年前に扁桃腺を取る手術もして、
Bスポット療法もやりましたが、上咽頭炎は完治できていないままです。

もう一つ参考ですが、幼少の頃、下腹部右側のヘルニアになり、手術した経験もあります。

A:

左の中指の付け根に今出ているのですね。ずっと固定してそこにあるのなら胃の経絡の熱があるということを示しています。

もし、一過性なら足のくるぶしの周辺やスネにあるのは身体の陰液の不足や血熱という状態になりかけている時に現れやすいです。

食生活は暴食という感じではないなら、量は一定で食べるのが早いという感じでしょうか?もしそうならそれも胃腸に負担がかかりやすい方だと言えます。

子宮内膜の痛みなどはあまりない状態なら今回の乳がんとは質が全く異なりますね。

子宮頸癌の場合は、肝臓の気の停滞がメインで起こり多少血からむ場合が多いのですが、上部の気の停滞と胃腸の負担が重なって発症となった可能性が高いと思います。

乳癌とは東洋医学的には、身体の上焦部に熱がこもっている状態で、それが肝臓の気と胃腸の気が滞り熱となっている場合には、身体の前の上の方の症状として現れてくる場合が多いです。

まさに副鼻腔炎や上咽頭炎を慢性的に起こしていることを考えると、そこに通じる
身体の深部に大元の原因があり、その表れとして今のような症状が出てきている可能性があります。

背中のこりや肩こりなどは今あまりきつくないか、ないのであれば、鍼灸治療をするとしたら身体の表面に浮き出てくる可能性があります。

今、手術で乳癌の部分摘出やリンパ郭清を行ったとして取り切れる場合もあれば、取り切れない可能性もあるということです。

私は悪性化する前にきちんと処置を行い、後の状態をきちんと取り切るように鍼治療で熱を冷まし、デトックスするような食生活を行いストレッチと運動を行って熱をため込まない身体にしていくことが重要だと考えています。