頸椎捻挫で昨年2月から整形外科で治療していました。

Q:

 昨 年11月マット運動で頭で逆立ちを7秒しました。その晩から手足がしびれ始めました。1月はじめにしびれがきつくなりましたた。

 11月のことで、椎間板が つぶれかけというのです。レントゲンはとらないので、心配になり、大学病院でMRIをとってもらったところヘルニアにはなっておらず年相応のうしろへの軽 い変形、何も治療のないまま自然治癒するのを待ちそれまで、しびれは出ることでした(何もしないほがよい)。

 しびれはいやなので、もとの整形外科で神経ブ ロックや点滴をしていますが(3月末日)手足のしびれは軽減しましたが、左足の(足首、膝、膝関節に違和感があり歩きにくい)や両手の指先が動きにくい、 手に油が出るなど違和感がでています。

 安静にしておらねば、痺れがきつくなったり、からだの腹も出、心身共に他の病気になりそうです。①貴鍼灸院で治すこ とができるでしょうか。

 

 ②問診・診察していないのにわかりずらいかもしてませんが週何回ぐらい、そして何回ぐらいで終わりそうですか。教えてください。

A:

 お問い合わせありがとうございます。
頚椎症でヘルニアにはなっていないということですね。


 痺れは手足にあったけれども今は左足だけにあるということであれば、整形外科的には処置がないというのもうなづけます。


 答えから申し上げますと、治療は可能です。東洋医学的に言うと、肝腎の働きが少し弱くなっているために、頚部において気の流通がうまく行かず、停滞しているために上下のバランスが大きく崩れ下肢にまで症状が出ていると考えます。

 もともと肝腎は非常に丈夫な臓器です。正しいアプローチをしていけば回復するのも早いですが、酷使したり、治療が間違っていたり、日常生活の養生が悪いとなかなか回復しません。


 貴方様の症状の場合ですが、具体的に似たような症状を訴える方はたくさんおられますが、養生次第で早くもなり遅くもなります。

 しかし完治する病気だと思い ます。治療回数と治療ペースは最初は週2〜3回続けられ、次第に間隔を開けていくようにしています。

 まずは、症状が半分になるまでに15回を目安に治療し ています。それ以上かかっていても何かしら変化がないようであれば治療を打ち切ることをおすすめしています。


 以上の点をご留意され来院されるかどうかをご検討ください。来院の際にはしっかりと診させて頂きます。