肩こり(激しく、頭痛を伴う)の症例

初診日 平成13年04月24日
患者

女性 31歳 未婚

主訴

肩こりが激しく、頭痛を伴う

病歴

10代より肩こりを感じ始める。19歳で短大に入学したころから、寒暖の影響により頭痛を感じるようになる。以後、症状が継続している。

診断

ストレスより上部に気が滞っているところに、寒邪(寒気の塊)が入り、表面
の気が停滞している状態。

治療

1回の治療で、1〜3個の少数穴(照海、太衝、外関、三陰交、合谷等)を適宜選び刺鍼する。

養生指導

気の運行を良くするために、何も持たずに静かなところを歩く。
カフェイン類の飲むのを控える。

経過

2診目 5月01日 肩こりは無くなる。左側頭部痛が残る。
4診目 6月07日 日中の頭痛、側頭部痛は治まったが、早朝時の疼痛は残る。
6診目 9月14日 10→1 頭痛が軽く残る。

現在の状態

その後は、症状を診て、経過観察をしていたが、安定した状態が続いているとのことなので、治療を終了した。